制作者:鶴亀(小林永治)

ボクが小学生の頃、ウチの家業は製麺業だったのですが、両親の趣味と言いますか道楽みたいな事でブタを飼っておりました。その当時結構あっちこっちでブタを飼っている人は多く、いわゆるブームだったのでしょうか?
当然、ブタを大きくして売るわけですが、先ずは子供(子ブタ)を生ませて、それを大きく育てる訳ですね。ボクの記憶ではだいたい一頭のブタは15頭くらいの子供を生みます。その子ブタがかわいいのなんのって…。当時、ペットの犬なんか飼っていませんでしたからその子ブタが小学生のボクにとってまさしく”ペット”なのですよ。

学校から帰ったら先ず子ブタを見に行くのですね。ブタ小屋ってそりゃ臭い!臭いけど見たい。かわいいから…
だけど、子ブタたちがくるまって寝ている所はとてもきれいで、”わら”がクルクルっとカールしてまるで小鳥の巣みたいな感じなんですよ。そうこうしていると子ブタはみるみる大きくなって出荷されたり、別の小屋に入れられて親ブタらしく汚くなっていくのです。

これだけ書くとブタを飼育するって簡単そうですが、生き物ですからそりゃ〜大変です。食べる事からウンチの後始末、時には脱走してそいつを捕まえる仕事まで大人がやっていたのです。しかし、子供はペット感覚。
まぁ、そう言う子供の頃の懐かしいシーンを情景模型にしたくてコレを作りました。

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制作記は”鶴亀謹製作品展示場”に有ります。トップページからどうぞ!

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