model cars”吠えろ!町工場!”ディオラマ入門編 「サンデーレーサーとガレージ」
AMT Mustang Hardtop & Revell Racecar trailer 1/25

ガレージ製作編>ストラクチャー製作編

model cars #88、#90、#92に連載した「吠えろ!町工場!」ディオラマ入門編の作例です。今回は、ガレージ製作とストラクチャーの製作です。
作り手のアイデア次第でもっともっと楽しいアイテムが追加出来そうでしょう?今回は時間が無かったのでこの程度ですが、クルマだけを展示するよりはるかに面白いよ。難しいとかやっかいだとか思われるでしょうが、案外簡単で、ストラクチャーのキットも発売されているので是非挑戦してみて下さい。
シルバニアンファミリーのセットと同じ様なものですよ。

ストラクチャー編 完成写真(クリックで大きい画像表示)

製作のポイント

フジミ1/24ガレージ&ツールセットを使ってストラクチャーを製作します。

キットにはガレージジャッキ、ツールキャビネット、作業台…など色々おもしろいものが揃っています。もちろんスパナ、ドライバー、などの工具や溶接機、ガスボンベなどもセットされていて楽しいですね。
今回は、別のアメ車キットからV8エンジンも拝借して”スペアエンジン”として登場してもらいました。


エンジンクレーンの塗装

エンジンクレーンも付属されております。まるで自動車修理工場並だな。塗装は赤で塗るわけなので簡単、簡単。これらは組み立ててから塗りました。ただ、シリンダー部分はクロームメッキなので赤の部分をマスキングしてからアルクラッドllを塗りました。下地の色は”赤”のままですが、きれいなクロームメッキになりました。


ウォッシング&ウェザリング

ぴかぴかの工具じゃおもしろくないので汚しを入れてみます。ウォッシングは、薄汚れた感じで、使い込んだ状態にします。今回は、油絵の具”セピア”色をエナメル溶剤で薄く溶いて、筆で大雑把に塗ります。濃い塗料だと下地の色が消えてしまいますから薄めがいいです。
その後、オイル汚れや錆び、擦って下地が出た状態を塗料を使って表現します。オイル汚れはGSIクレオスの”オイル汚れ”H-342が簡単で良い感じになります。


エンジン

FORD好きのガレージなのですが、何故かGM製V8エンジンです。シボレーモンテカルロ(NASCAR)から拝借したからです。アルミの色はGSIクレオスのスーパーシルバー(#159)を使いました。クロームに近い感じのキメの細かいシルバーで良い感じです。やはりウォッシングを入れて使い込んだ感じを表現します。


タイヤラック

キットのストラクチャーだけでは物足りないのでタイヤラックでも作ってみましょう。エバーグリーンのプラ棒、”L型”棒などでいかにも自作っぽい感じのタイヤラックです。”L鋼材”を溶接し、鉄パイプを”Uボルト”で固定した感じです。
実際にタイヤを載せて寸法を決めます。


タイヤラック2

自作っぽい色ですからニュートラルグレーで塗装し、ウォッシングを施して薄汚れた感じにします。タイヤが当たるところはクロームシルバーをチョコッと塗ると雰囲気が良くなります。


ポモナカート

一般には”ラジオフライヤー”って言われていますが、それは会社名でポモナカートが正解です。今回はウッドワゴンとスペシャルタイヤ使用にしてみました。タイヤはチョロQから拝借、車軸受けは0.3mmアルミ板を切り出して作り、ウッド部分はバルサ材です。


デスクライト

作業台に付けるデスクライトも作ってみました。反射板(傘)は1/48スカイレーダーの増装タンクの先っちょ。アームはエバグリーンのプラ棒です。0.4mm洋白線で保持用のパイプを付ければそれらしく見えます。


雑誌

カタログ雑誌、カー雑誌などの広告ページから表紙だけを拝借し、プラバンに貼り付けます。今回はアメ車のガレージなので、”MOONEYES”のカタログを利用しました。(本を切ったらおかぁ〜ちゃんに怒られるぞ)


作業台

キットのワークデスクはチョット小振りなのでホームセンターから買ってきた板やバルサで作業台を作り、デスクライトと雑誌を載せてみました。感じが出たでしょう?キットにはウェーバーキャブが付属していましたが、場違いなのでホーリーキャブを油で汚れたウエスでくるんで載せました。ウエスはティッシュにオイル汚れを染みこませました。また、V8エンジンを載せるラックもエバーグリーンのプラ棒(角材、L材)から作りました。


油汚れ

GSIクレオスのH-342”オイル汚れ”で汚したウエス(ティッシュペーパー)を載せたり、ペール缶のフタを汚したり、ジャッキの本体を汚したりしてみました。
このガレージの住民は汚れていても気にならない性格の人なのだ。(O型血液?)


古タイヤ

以前作ったMustang Hardtopに付属していたノーマルカー用のタイヤを汚して古タイヤを作りました。ウォッシングを施し、エナメル溶剤が乾かないうちにパステルの粉を振り掛け、筆で擦りつけたりして汚くします。
汚くするって案外難しいですね。タイヤショップなどに行って古タイヤを眺めてくるといいぞ!古タイヤは黒くなく白っぽい色やグレーになっています。また、長く野外に放置していると茶色っぽくなります。


ダンボール箱

どこのガレージにはたぶん有るものは、ダンボール箱じゃないかな?
1/25スケールに合わせたダンボール箱の展開図をパソコンで製作し、会社のロゴなんかを印刷すれば簡単に作る事が出来ます。紙は厚手の色つき用紙が良いですね。
ロゴはこちらのサイト「Logotype Free」でダウンロードすれば簡単です。


看板

看板と言っても商売用ではなくて趣味の看板ですな。同じく「Logotype Free」からロゴをダウンロードし、ディカールを製作し、プラバンに貼り付けて作りました。
今回は”FORD”にしましたが、色々かえるとヨーロッパ車、国産車のガレージに変身するんだな。


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